DATA | |
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生まれ | 1990年 |
出身地 | 伊達 |
店舗オープン | 2022年7月12日 |
choiでの勤務 | 立喰酒場Choi 平岸店 |
在籍期間 | 2014年3月~2017年2月 |
高校の頃から自分の店をやりたいと思っていました。飲食店というイメージはなく、漠然としていましたね。大学卒業後パン屋に弟子入りしたんですが、製造は向いていないと感じて2年ほどで辞め、バイトでお金を貯めて海外へ行こうと考えてました。その時に、Choiで働いていた大学の先輩に以前から勧められていたこともあり、面接をしてもらいました。
いざ社長に会うと、社員でという話で。ちょっと悩んだんですが、自分に合ってる感じがしていいや!と入社を決めました。
結果的になんとなくだった自分の店のイメージが明確になったし、飲食店をやるノウハウを最短で学ぶことができたと思います。
入社から半年経った頃に、本を1冊渡されて立喰酒場Choi平岸店の店長になりました。「小さい店が一人勝ちする方法」みたいなちょっと尖った内容の本でしたが、概ねその通りやりました。
まだ23〜24歳くらいだったので、常連さんの方がパワーバランス的には上だったんですが、のびのびとやらせてもらえましたね。こんな事言っていいのか?この距離感でいいのか?という接客の匙加減だったり、明け透けでも受け入れてもらえるという感覚を掴むことができました。
帳簿のつけ方、イベントを作って売上を上げる方法、店をやる上で必要な事もひと通り経験して、「自分の力で店できる」と2年半で思いました。何より料理が得意じゃなくても飲み屋はできるとわかった事が1番大きかったです。
楽しい店にはお客さんが来る。じゃあ何で集客をするか?自分の店なら、自分が楽しい人間になればいい。そんな感じで、楽しい人間になるべく今度こそ海外を旅して回ることを決めました。普通は若いうちに旅に出て、帰ってきてから開業するための修行みたいな期間があるかなと思いますが、自分の場合は先にChoiでノウハウを担保して向かうことができました。さらに渡航前にChoiのOBの店(ログ)のオープンの手伝いをして、自分達で店を手作りするという体験もできました。店を持つのに必要なソフト面もハード面も、Choiで経験できてしまったんです。それからオーストラリアや中南米など、いろいろと旅しました。
コロナウィルスの流行で帰国が早まったり、いい物件が見つからなかったり、想像していたより足踏みはしたものの、開業までのいろんなあれこれを社長がサポートしてくれました。退職してから期間が空いているにも関わらず、ここまで手伝ってもらえるとは思っていなくて、本当にありがたかったです。
海外に行っている間も一時帰国した時に連絡すると、バイトするか?と声をかけてくれたり、いつも気にかけてくれてるという安心感があります。勝手に気が合うと感じてます。
飲食店未経験から自分の店を持つに至るまで、Choiにいなかったらここまでのスピード感ではできませんでした。店舗展開を積極的にしている会社のこれまでのノウハウやネットワークを惜しみなく元社員にも提供してくれる、包容力がすごいです。
自分はずっとこの店をやるかわからないし、他にいい事を見つけてそっちに行く可能性もゼロじゃないけど、堅苦しく考えずにまずはやってみることだと思います。すぐにでも店を始めたい!という状態でも、まだ気持ちが高まりきっていない状態でも、どんなモチベーションでもとりあえず入ってみると働きながら吸収できることが多いと思います。任せてもらえる範囲が広いので、否が応にも吸収できます。良い職場環境ですよ。