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前回の記事の続きです。
https://choi-nomi.com/choi-blog/history01/
〜つまり感情の赴くままに出店してたってことですね。
とはいえ、この頃僕は何かを感じはじめておりました。つづく。
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欲望の赴くまま
寂しいとか見栄とか
そういうのを原動力に3店舗まで出店した。
当時36歳の私。
がむしゃらに働くとはこういうことだなと
ある意味、頑張ってる自分を自分で褒めてあげたいと
思っていた。
1996年アトランタオリンピックの名言
有森さんと違うのは
自分で自分を褒めたかったのは
初めてじゃないっていう点。
よく自分を褒める僕です。
私が感じていたこと
それは、酒場に人が集まる理由は
飲む食うという行為だけじゃない。
そこにある緩やかな人間関係が
来店の強い動機になる。
つまり
私のような飲食未経験で料理もできない人間でも
酒場を盛り上げることはできる。ということ。
そして、店はある意味、店主のステージで
振る舞いによって雰囲気が変わる。
雰囲気を作れる。
こういう飲食の形が
お客さんはもちろん、働く側の人間にとっても
必要なんだな。
ということでした。
働く側の人間にとっても必要
それはどういうことかというと
当時、うちの店で働いてくれてたスタッフを見ると
(*かずとは今もいてくれてます。)
異業種で働いて居たけど飲食に興味をもっていた人。
同業で働いていたが、思ってたのと違う と悶々としてた人。
経験はないけどなんかやりたい人。
な面々でした。
今も変わらないけど。
つまり、
飲食エリートでもなく。
希望にあふれて仕事をしているわけでもない。
ただそんな人たちが
Choiで働くと、未経験にもかかわらず成果をあげ
生き生きと楽しそうに現場で活躍している姿を
たくさん見ることができました。
もともと能力はあったけれど
出し切れていなかった何かが
自分たちの作った環境で
むき出しになっている。
それを目の当たりにした
5年間でした。
つづく。
さらに大人になるわたし。