【Choiのコンセプト】
ここにあるのは緩やかな繋がり、
身内より遠く、隣人より近い。
普段のテンションのまま来て飲める酒場。
【存在意義】
Choiがなかったら生まれなかった
景色を作る。
具体的には
店が地域の一部になることや
私たちとお客さん、お客さんとお客さん
店がなければ出会わなかった人たちが繋がり
だったり。そこから発生するあれこれ全部。
これらが公式発表のコンセプトと意義です。
コンセプトは創業と同時にできたものではなく
1店舗目を運営していく中で
生き残るために必要な要素として作っていきました。
味で差別化は難しい。
他にはないここだけの味で
集客するのは難易度が高い。
居場所を提供することが
求められられていると
実体験から導き出した結果です。
存在意義は
日々意識しておりました。
お店で仲良くなって結婚した報告や
子供ができて抱っこして連れてきてくれたり
家を建てて店が遠くなったのであんまり
来れなくなったーって話を聞いたり。
その店の中で見聞きすることが
店がなければ共有することのなかったなあと。
そして
最もそれを強く意識したのが
2019年に創業店の立喰酒場Choi平岸店を
閉店する時のこと。
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最終営業日
私も久しぶりに現場復帰して
新旧常連さんで店舗がいっぱいでした。
その中であるお客さん
(私が現場にいた時期のお客さんではなく
普通の私の友達)が
この状況を見て
「みんな誰も元々友達だったわけじゃないんだよね?
店で会って仲良くというか、ここに集まってるんでしょ」と
言った。
これがそれだなと。
ちなみに純粋にそう思えたのも
集客不振で閉店したわけじゃないので
日々そんな景色があったんだなーと。
そんなちょっとセンチメンタルな
創業店舗の思い出です。