ただいま12月2日21:41。
消灯時刻を過ぎ
既に暗くなった部屋の中で
ぼくの無精髭っ面はスマホのブルーライトを浴びて蒼白くテカっていることでしょう。
お久しぶりです、たけです。
みんな元気ー?わっつぁっぷ?
ぼくは元気じゃなかったです。
そんな話を書きます。
燻製のこともお酒のこともお店のことも
皆さんが知りたい情報はひとつも書かれることがないブログになる予定です。
お店のことはたっち店長が書いてくれるので
ぼく、好きなこと書くよ。
その上なんと!おどろきの!
長文になるよ。覚悟してね。
ボク、入院中。
病室のベットに寝ながら書いてる。
6時起床、21時消灯の生活を1週間も送ると
22時にもなると最早眠気に襲われるように。
22時つーたらねぇ皆さん
酒場の人間にしてみたらバリバリピークタイムでっせ?
職場復帰して最初の勤務でさぁ
22時頃のクッソ盛り上がってるであろうときにだよ?
『ぼく、もうおネム』
なんて呟いたらタッチ店長に鼻で笑われるよね。
酒場復帰のリハビリのためにも
眠い目をギラつかせてブルーライト浴びます。
ところで
ナゼ入院してるのか。
病名は
【逆流性食道炎&急性胃粘膜病変&十二指腸炎】
カンタンにいうと
【胃かいようと愉快な仲間たち】
それでも長いので
【カイヨーズ】と呼ぶことにする。
以後お見知り置きを。
カイヨーズ、急襲。
話は遡り11月27日午前5時半ころ。
石川武志39歳 vs カイヨーズの闘いのゴングが高らかに打ち鳴らされた。
ぼく、闘うつもりなかったんだけどね。
リングインする気もなく控え室で休んでいる石川選手をTEAMカイヨーズが奇襲攻撃!
石川選手、猛烈な吐き気とともに目覚める!
トイレに駆け込む!
第1波どーん。
このときはこう思いました。
『前日の昼呑み営業。お酒もそこそこの量をお客さんから戴きましたし、ちょっと体調悪かったのかな?たまたまリバースしちゃうこともあるよね』
この程度に。
だがしかし。
カイヨーズは攻撃の手を緩めることなく
美しいほどに流れる様な連携技をハイスピードで繰り出してくるではないかっ!
石川選手、なす術もなく第2波第3波どーんどーん。
気がついたら午前8時過ぎ。
3時間近く、
『吐く → 横になる →こみ上げてくる → 吐く』
をループしてた。
ここまできて思いました。
『おれ、大丈夫?』
と。
ひとりでは闘えないと漸く悟った石川選手。
カイヨーズの波状攻撃の波間を狙って
仲間(医師&看護師&薬)を求めるべく徒歩にて近所のM病院に向かったのであった!
頼む、早く診てくれ。
M病院の待合室は
インフルエンザの予防接種もありまして
わっさわっさの混み具合。
『11時ころの診察になるかと思います。
ご了承くださいませー』by受付の方
ふぎゃあ
待てるわけがないよぅ
どれだけ緊急事態なのかをより明確かつ具体的かつインパクトをもってアピールしなければ
ウルトラE級の割込み診察を受けるという明るい未来はない。
受付の方に次のように申し上げました。
『吐きます』
看護師さん飛んできました。
処置室に通されました。
横になりました。
指定のトイレで吐くように言われました。
この対応わかります。
ぼくもこの段階では胃腸炎、もしかしたらウイルス性のやつかもと疑ってたから。
隔離された石川選手。
採血、レントゲン、検尿を経て医師から告げられた言葉。
『ノロじゃないね』
これにて隔離終了。
どこのトイレでも吐いてもおっけー!
と急にフランクなことを言われドギマギ。
この頃から嘔吐だけではなく
胸?腹?の痛みがジワジワと強まってきていた…。
帰る?or泊まる?
処置室で横たわりながら
医師&看護師さんに吐き気プラスお腹痛いと主張。
お腹つーかもうちょい上の方。
胃のあたり。
そう、胃だ。
胃袋をギュウウウウウと握り捻られたような鋭利な痛み。
それが断続的に襲ってくる。
【帰れる?】
『帰れるとおもいます』
【帰ったらひとり?】
『独りです』
【何かあったらマズいねぇ…1日入院するかい?】
劇的に回復する予感なんて
もうこのときにはサラッサラに無く。
悪化するだけのカラダに
レフリーが『ギブアップ??!』と聞いてくるものだから
アッサリとタップしました。
M病院、1泊決定。
次回。
先生、
むしろ悪くなってきました編に続く。